女性から愚痴や悩みを聞く機会があると言う人も多いと思います。
特に婚活をする男性にしてみたら、女性から愚痴や悩みを聞くと、信頼されている感じがしてとても嬉しく思いますよね。
また、「愚痴や悩みを聞くなんて簡単!」と思う人もいるでしょう。
しかし、女性から愚痴や悩みを聞く場合、絶対にやってはいけないことがあります。そして、それができない男性が多いため、意外と「話すんじゃなかった!」と思う女性が多いのです。ここでは、女性から話を聞くときの注意点について紹介します。
【女性との会話】解決策を提案しない
女性の愚痴や悩みを聞く際、解決策を提示する男性はとても多いです。
例えば、女性が「今朝、寝坊しちゃって大変だった」と言えば、「それなら早く起きればいいんだよ」と言ったり、女性が「最近太った」と言えば、「ダイエットしたら?」と言うなど、男性には、事実に重点を置いてしまう傾向があるのです。
愚痴と言うのは女性にとってはデトックスのようなものです。
悩みを打ち明けているからといって、解決策を求めているとは限りません。
女性が愚痴や悩みを口に出すときには、聞いてもらいたい、褒めてもらいたい、と言う感情的な思いがあります。
それに対して男性は、起きた出来事に重点を置いてしまうため、非常に建設的なことを言ったとしても、女性に「そんな答えを求めていない」と思わせてしまうことがあるのです。
女性から愚痴や悩みを聞いたときは、変な言い方ですが、とりあえず何が起こったかは気にせず、女性の気持ちを汲み取る発言をしましょう。
例えば「それは大変だったね」「大丈夫だった?」など、相手の気持ちを思いやった発言をするように心がけましょう。女性が求めているのはそのような、自分の気持ちをわかってくれる発言なのです。それだけで女性はスッキリします。
【女性との会話】哲学的な返答をしない
女性から愚痴や悩みを聞いたとき、たとえ相手の気持ちを汲み取った発言だったとしても、やたら哲学的な、規模の大きな返答をしてはいけません。
私が学生の時、友人がとある男子学生に「授業を受けていたときには絶対Aが取れると思ったのに、試験を受けたらCだった」と愚痴ったことがあります。女性の心を掴むためには、この男子学生は「残念だったね」「まぁ、そういうこともあるよ」と言っておけばよかったのですが、その男子学生が言った言葉は「人生は厳しいからね」でした。確かに間違ってはいないのですが、あまりにも規模が大きすぎて、彼が友人を励ますことはできませんでした。
先日、私が毎日朝早くから聞こえる近所の工事現場の騒音にまいっていた時、知り合いの男性にその話をしたことがあります。すると「それは工事現場が悪いんじゃなくて、朝早くから騒音を引き起こしても問題視しない社会に問題があるんだよ」と言われ、反応に困ったことがあります。
確かにそんなことはわかっていますが、そんなことを指摘されても困ります。むしろ「朝からつらいね」「その工事、いつ終わるの?」と言ってくれればいいのに、「それは社会の責任」など、解決策にもならないような規模で返答をされると、こちらとしては「あなたはあの音を聞いていないからそんなことが言えるんだよ」と思ってしまい、私はその人の想像力の欠如を疑いました。
確かに言っている事は間違いではないのです。この場合、解決策を述べているわけでもないし、本人にとっては励ましているつもりなのでしょう。しかし、女性を励ます際に哲学的なことを言ったり、解決策にもならないような規模の大きな話をしたりしても、女性にとっては「あなたに私の気持ちはわからない!」と思わせてしまうきっかけにしかならないのです。
【女性との会話】一緒に悪口を言わない
女性は男性に比べると、愚痴や悩み、そして文句を口にしやすい生き物です。そんな話を聞いたときには、ただ女性の気持ちに寄り添い、話を聞くに止めましょう。
女性から愚痴や悩みを聞いたときに男性がするべき事は、女性の気持ちを受け止めて発言をすることです。例えば「それは大変だね」「きっと大丈夫だよ」などと言えば良いのです。聞いてもらえた、自分の気持ちを分かってもらえたと思うだけで、女性はすっきりします。
こんな時に絶対にやってはいけない事は、一緒になって相手の悪口を言うことです。
例えば女性が上司の文句を言ったとしましょう。
あくまでも「それは大変だったね」と、相手の気持ちを受け止める、相手の傷付いた気持ちを汲み取る発言ならば良いですが、「その上司は人としておかしい!」「それは上の上司に訴えるべき!」など、悪口を一緒になって言わないように気をつけるべきです。
他にも、例えば女性が両親や兄弟の愚痴をこぼしたときに一緒になって悪口を言ってしまうと、「あなたが私の母親を悪く言う権利はない!」などと言う気持ちにさせてしまうのです。
もちろん気にしない女性もいるでしょうが、気にする女性はとことん気にします。
まとめ
いかがでしょうか。
【女性との会話】1. 解決策を提案しない
【女性との会話】2. 哲学的な返答をしない
【女性との会話】3. 一緒に悪口を言わない
女性ってわがまま、女性って面倒臭い、と思った人もいるかもしれませんね。
女性から愚痴や悩みを聞いたときには、ただその気持ちを理解してあげれば良いと心得ましょう。何が起こったかと言う事は二の次にして良いのです。
「せっかく相談を受けたんだから、その悩みを解決してあげなければ」などと責任を持って考える必要はありません。
女性が口や悩みを話してきたときには、ただただその話を聞いてもらいたいのだと考えましょう。もしも女性が解決策を求めている場合は、女性から「どうしたらいいと思う?」と聞いてくるはずです。